本記事では、未来設計図がおすすめする、40代~60代のあなたにぜひ見てもらいたい本を5冊紹介します。
どれも実際に読んで、本当に良いと思った本のみを厳選しました。
どのような内容なのか、軽く紹介もしているので、興味が出た本があれば、1冊だけでも良いのでぜひ購入してみください。
- 嫌われる勇気(岸見 一郎/古賀 史健)
- 40代をあきらめて生きるな(著者:永松茂久)
- うまくいっている人の考え方(著者:ジェリー・ミンチントン)
- 神トーーク「伝え方しだい」で人生は思い通り(著者:星渉)
- 限りある時間の使い方(著者:オリバー・バークマン)
1つずつ見ていきましょう。
(1)嫌われる勇気(著者:岸見 一郎/古賀 史健)
『嫌われる勇気』は、アドラー心理学を基にした自己啓発書です。
他人の評価を気にせず、自分の信念に従って生きる勇気を持つことの重要性を説いています。
自己成長と幸福のために、他者との課題を分離し、自己を肯定しながら生きる方法が解説されています。
この本は、他人に振り回されない生き方をしたい人に向けて書かれている本です。
内容の紹介
『嫌われる勇気』の内容を3つに絞って紹介します。
- 承認欲求からの解放
- 自己と他者の課題の分離
- 幸福とは他者貢献にあり
1つずつ、見ていきましょう。
内容1.承認欲求からの解放
本書は、他者からの承認欲求に囚われない生き方を提唱しています。
人は、他人の評価に左右されることで、自分の人生を制限してしまうことが多いです。
しかし、アドラー心理学はその枠を超えて、自分の価値を自分で認めることの重要性を強調していました。
「他人にどう思われるか」を気にするのではなく、「自分が信じる道を進む」ことで、真の自由と幸福を手に入れることができると説いています。
内容2.自己と他者の課題の分離
本書は、自分と他人の問題をはっきり区別することが幸せへの鍵だと説明しています。
例えば、他人の問題に首を突っ込みすぎると、余計なストレスが増えてしまうことが考えられるからです。
アドラー心理学では、他人の問題には干渉せず、自分の問題に集中することが良い人間関係を築くコツだと教えています。
これにより、自分の責任をしっかり理解し、他人に振り回されずに生きる道筋を立てられるようになるのです。
内容3.幸福とは他者貢献にあり
アドラー心理学では、本当の幸せは他人に役立つことから得られると考えています。
自分だけが幸せになるのは一時的なもので、他人と協力し、助け合うことで感じる喜びが長続きする幸せに繋がるという考えです。
誰かのために何かをすることで、自分が社会の一部であると感じ、より充実した意味のある人生を送ることができると教えています。
どういう人におすすめ?
「嫌われる勇気」は、他人の評価や意見に左右されやすい人、自分の人生をもっと自由に生きたいと感じている人に特におすすめです。
また、他人との関係に悩んでいる人や、自分の生き方に自信が持てないと感じている人にとって、この本は大きなヒントや新しい視点を与えてくれるでしょう。
自分自身の価値を見直し、他者に振り回されずに幸せを追求したい人にぴったりの本です。
(2)40代をあきらめて生きるな(著者:永松茂久)
「40代をあきらめて生きるな」は、40代を迎えた人々が人生を諦めるのではなく、むしろ新しい挑戦や成長の機会として積極的に捉えるためのガイドです。
これまでの経験を活かしながら、若い世代や異性から学ぶこと、自分自身の価値観を見直し、成長し続けるための具体的なアドバイスが紹介されています。
内容の紹介
『40代をあきらめて生きるな』の内容を3つに絞って紹介します。
- 40代は新しい考えを取り入れる力が必要
- 若い世代から学ぶ重要性
- 女性が輝く時代の到来
1つずつ、見ていきましょう。
内容1.40代は新しい考えを取り入れる力が必要
40代では、焦り・いじけ・上から目線・遠慮・怖れの感情を手放し、自分に不要なものを整理することが大切です。
他人と比べることや、付き合いを無理に続ける必要は無く、自分を押さえつけず、自然体で生きるべきと伝えています。
無理に感情を抑え込むと心が疲れてしまうため、合わない人からは離れるようにしましょう。
内容2.若い世代から学ぶ重要性
40代になると、若い世代や異性から学ぶことが、今後の成長に大きく影響します。
年齢や性別にとらわれず、フラットな目線で若い人々と接することで、新しい発見や知恵を得ることができます。
これにより、自分の限界を広げ、常に成長し続ける姿勢が大切だと本書は教えています。
内容3.女性が輝く時代の到来
これからの時代は、男性中心の社会から、女性が中心となる共感型社会へと移行していきます。
女性だからといって遠慮することなく、自分の人生を楽しみ、他者と共感しながら生きることが求められる時代です。
本書は、40代の女性にとって、今が最も輝ける10年間であることを強調しています。
どういう人におすすめ?
「40代をあきらめて生きるな」は、40代を迎え、今後の人生に対して不安や迷いを感じている人に特におすすめです。
年齢にとらわれず、新しい考え方や若い世代からの学びを取り入れて、成長し続けたいと考える人にとって、非常に参考になる本です。
また、特に40代の女性に向けて、自分の可能性を最大限に発揮し、輝く時代が来たことを感じたい人にもぴったりです。
(3)うまくいっている人の考え方(著者:ジェリー・ミンチントン)
「うまくいっている人の考え方」は、成功するための考え方や行動パターンを学ぶための本です。
特に、自尊心を高め、ポジティブな思考を育てるための具体的な方法が紹介されています。
また、他人との比較をやめて、自分自身を受け入れることの重要性が強調されています。
日常生活に取り入れやすいアドバイスが満載で、自己成長や前向きな生き方を目指す人にとって、実践的なガイドとなる一冊です。
内容の紹介
『うまくいっている人の考え方』の内容を3つに絞って紹介します。
- 自尊心を高める100の方法
- ネガティブな思考をポジティブに変える
- 比較をやめて、自分を受け入れる
1つずつ、見ていきましょう。
内容1.自尊心を高める100の方法
「うまくいっている人の考え方」では、自尊心を高めるための具体的な方法が100項目紹介しています。
自分を大切にする心が、成功や幸福感には必要です。
自尊心が高い人であれば、失敗や間違いを前向きにとらえ、次のステップに活かすことができる心の余裕を持てます。
日常に取り入れられるシンプルな方法を実践することで、自信を持ち、より良い人間関係を築けると伝えています。
内容2.ネガティブな思考をポジティブに変える
本書は、ネガティブな出来事や感情をポジティブに変える思考法を提案しています。
たとえば、日常生活での失敗やトラブルを「学びの機会」として捉えることで、前向きな姿勢を養うことができます。
この思考法を実践することで、ネガティブな感情にとらわれることなく、毎日をより楽しく過ごすことができるようになります。
内容3.比較をやめて、自分を受け入れる
本書では、自分を他人と比較することをやめ、ありのままの自分を受け入れることの重要性が説かれています。
他人と比較して劣等感を感じるのではなく、自分の長所に目を向け、自分自身を認めることが、人生をより豊かにする鍵です。
この考え方を取り入れることで、自分に対する自信が増し、周囲との関係もより良好になります。
どういう人におすすめ?
「うまくいっている人の考え方」は、自尊心を高めたい人や、ネガティブな思考をポジティブに変えたいと考えている人におすすめです。
特に、自分を他人と比較してしまいがちな人や、自分をもっと受け入れたいと感じている人にとって、この本は大きなヒントを提供します。
日常生活で実践できる具体的なアドバイスが満載で、前向きな心を育て、より良い人生を送るための道しるべとなる一冊です。
(4)神トーーク「伝え方しだい」で人生は思い通り(著者:星渉)
「神トーーク『伝え方しだい』で人生は思い通り」は、効果的なコミュニケーション技術を紹介する本です。
心理学や脳科学に基づいた具体的なテクニックを用いて、相手との信頼関係を築き、人を動かす方法を学びます。
否定せずに話を聞く、相手の目を見てうなずくといった基本から、「痛み」と「快楽」を使い分けて相手を行動に導く高度なテクニックまで、実践的なアドバイスが詰まっています。
内容の紹介
『神トーーク「伝え方しだい」で人生は思い通り』の内容を3つに絞って紹介します。
- 否定しないコミュニケーションで信頼を得る
- 「壁」を解除して相手に安心感を与える
- 「痛み」と「快楽」を使い分ける対話術
1つずつ、見ていきましょう。
内容1.否定しないコミュニケーションで信頼を得る
本書では、相手の話を最後まで否定せずに聞くことが、信頼を築くための基本として紹介しています。
相手に安心感を与えることで、あなたのアドバイスを素直に受け入れてもらえるようになります。
この方法を実践することで、他人との関係がより良好になり、相手が自然と行動を変えるようになります。
特にアドバイスを求められた場合、このスキルは非常に有効です。
内容2.「壁」を解除して相手に安心感を与える
話しかけられたときに腕や足を組んでいると、無意識に相手との間に「壁」を作ってしまいます。
本書では、その「壁」を解除するために、相手にわかるように組んだ腕や足を解くことを推奨しています。
これにより、相手はあなたが親身になって話を聞いてくれていると感じ、より安心して相談できるようになるのです。
この小さな動作の変化をするだけで、相手からの信頼感を大きく高められます。
内容3.「痛み」と「快楽」を使い分ける対話術
「痛み」は瞬間的な行動を引き出す力があり、「快楽」はその行動を継続させる力があります。
この2つをうまく使い分けることで、他者を迅速かつ持続的に動かすことが可能です。
最初に「痛み」を避ける動機で行動を促し、その後「快楽」を得るための継続的な動機に切り替えることで、長続きする行動を生み出すことが理想的なコミュニケーションとされています。
どういう人におすすめ?
本書は、コミュニケーション能力を向上させたいと考えている人におすすめです。
特に、他人との関係を改善したい人や、職場やプライベートでの対話力を強化したいと感じている人に向いています。
また、心理学や脳科学に基づいた具体的なテクニックを学びたい人にも適しています。
相手との信頼を築き、思い通りの結果を引き出す方法を知りたい方に最適な一冊です。
(5)限りある時間の使い方(著者:オリバー・バークマン)
「限りある時間の使い方」は、時間管理に対する新しい視点を提供する本です。
従来の効率重視の時間術とは異なり、時間をどう過ごすか、何に価値を置くかを根本から見直すことを提案します。
特に、余暇の大切さや、自分のために時間を確保する方法に焦点を当てており、限られた時間をより充実させるための具体的な戦略が紹介されています。
内容の紹介
『限りある時間の使い方』の内容を3つに絞って紹介します。
- 時間術の落とし穴から抜け出す方法
- 自分の時間を確保するための戦略
- 余暇を取り戻し、本当の休息を得る
1つずつ、見ていきましょう。
内容1.時間術の落とし穴から抜け出す方法
本書では、効率を追求する時間術が、かえって時間の圧迫感を増していると指摘しています。
効率化によって生まれた時間が、結局また仕事に使われてしまうからです。
時間の捉え方を根本から変え、効率を優先するのではなく、より意味のあることに時間を使うことが重要だと説いています。
内容2.自分の時間を確保するための戦略
時間を有効に使うためには、まず自分の時間を先に確保することが大切です。
長期的な計画が立てにくい人でも、やりたいことを今すぐ始めるか、その予定を今立てることで、他のことに時間を奪われないようにする方法を提案しています。
この戦略によって、本当に重要なことに集中できる時間を確保することが可能になります。
内容3.余暇を取り戻し、本当の休息を得る
現代社会では、本来の目的である「のんびりする」余暇を失ってしまいがちです。
本書では、散歩のようなシンプルな活動が、余暇の時間をより充実させる方法として推奨されています。
余暇をムダに過ごすことこそが、最も有効な休息法であり、仕事と切り離された本当の休息を得るために重要です。
どういう人におすすめ?
「限りある時間の使い方」は、時間管理に悩んでいる人や、効率を追求しすぎて逆に疲れを感じている人におすすめです。
特に、忙しさに追われる現代人が、真に価値のある時間の使い方を見直し、余暇を取り戻すためのヒントが詰まった一冊です。
また、自分の時間をもっと有意義に使いたい人や、休息の大切さを再認識したい人にも適しています。
まとめ
本記事では、40代~60代のあなたに向けて、自己成長や人生の質を高めるためのヒントが書かれた本を紹介しました。
紹介した本は、「より良い人間関係を築きたい」、「時間を有効に使いたい」といった幅広いニーズに応えてくれます。
もし気になった本があれば、1冊だけでも良いので買ってみて、読んだ感想を聞かせてください^^
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